January 05, 2006

おかしな冬

NYの冬は、午後二時、通常一日で一番気温の高い時間でも、マイナス10度にしかならなかったりする。大きな声で話したり、走ったりすると冷たい空気が一気に肺に入り込み咳き込む。なので、息を潜めて不必要な部分を動かさず早足でそそくさ歩くのが癖になる。

まだ一月も上旬なので気は抜けないが、この冬はなんだかおかしい。あんまり寒くないのだ。おかげでまだ一度も湯船に浸かっていない。大抵どこも同じだと思うが、うちのバスタブは浅いので、たとえ湯船に湯を張って浸かっても、仰向けならばお腹がぽっこり(なぜ胸じゃないんだ!)、うつぶせならばおしりがぽっかり水面からでてしまう。ころころと寝返りをうって両面をまんべんなく暖めるコツをつかまなければならない。いずれにしろ、日本からの友達が持ってきてくれた温泉の素を入れてバスタブに寝ころんで本を読むのが私は大好きだ。その間Indieはバスタブのヘリに座ってしっぽだけお風呂を楽しむ。

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