November 14, 2007

今度は歯!

ハロウィーンも無事終わり、その残りのキャンディー類がどっさりとオフィスにあるここ二週間。毎日の砂糖摂取量は一年で一番高い。なにげにポイッと口に放り込んだチューインガム。めっちゃ歯にくっつく、もとい、歯の詰め物にくっつく(本物の歯にはくっつかない)。くっつくなーと思っているうちに、詰め物がぽろっ。とれました。昨夜のことです。

さて、今朝Ringoを修理工場へ見送ってから、早速歯医者の手配。歯の端が鋭くて舌を擦るから口内炎ができそうでイヤだったのだ。実はヴァージニアへ引っ越して来てから、歯医者訪問をサボっていたので、主治医がいない。ラボの同僚の通っている歯医者でその日のうちに見てもらえることに。

この歯は昔っから問題で、なんども虫が食い、削っては埋めてをくり返し、既に歯はコップのように薄い壁に大きな詰め物がしてあった。二年半前、ポップコーンのポップしてないコーンをうっかりがりっと食べてしまい、コップの壁が崩落。大きなピースが欠けたが、痛くも痒くもなく、歯を磨いてもしみたりもせず。かかりつけの歯医者にみせたら、いつもの白いつめもので歯を丸く戻してくれた。それだけ。今思えば、歯の真ん中部分の詰め物と壁部分のつめものはひとつながりではなかったわけだ。

で、今回壁側のつめものがガムによってはがれ落ち、私は前回のようにちょちょっと詰め物をしてもらって帰れると思っていた。が、なんと診断は、ルートカナル&クラウン。しめて$1750なり。’あなた良い保険持っていますね(アメリカに国民健康保険はなく、会社によって保険の質が違う。前の職場の方が断然よかった)。半分以上保険でカバーされますよ。’って言われても、それでも私の負担は$820(約10万円)。しかも、全部の歯に神経があったのに、今回一つ失うことに。。。怖い。。。二年前にクラウンにしてもらっていたら、神経は助かっただろうに。。。あの歯医者、やっぱり良くなかったんだ。。。ちぃー。

ね、どうして最近の私、こんな波乱づくしなの? やっぱ不倫なんてしてるから罰あたってんの? そうなの?

November 10, 2007

ちぃ〜!! やられたー!


Oh My Ringo!! 当て逃げされました。週末の朝、警察の訪問でおこされるのは、大変気がめいります。リアタイア二本、平行じゃありません。くぅ〜。

あ、ちなみにデジカメ変えました〜。前のは落として壊してしまったので。随分古かったしね。Canon IXY 910 ISです。広角レンズでとっても良いです。が、ほぼ最初に撮った写真が、壊れたRingo...

October 10, 2007

久しぶりに’見た映画リスト’

全部は覚えてないなぁ。。。リスト作りサボっちゃったからな。。

Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl, 2003
Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest, 2006
Pirates of the Caribbean: The world end, 2007 Captain Jack Sparrow バンザーイ!!
In Her Shoes, 2005 姉役の女優さんが好きでみました。私的にはとても良かったです。自由奔放すぎる妹に恋人を寝取られて、堅物のお姉さんが少しずつ自分を解放していくところとか。
Alfie, 2004 Jude Rawが女ったらしの役を演じています。が、cuteすぎて憎めません。
Sky Captain and the World of Tomorrow, 2004 これまた Jude Rawですね。
Snatch, 2000 英語が難しすぎ! でも楽しかった。Italian Job の Handsome Rob がでているので見ました。
Breaking and Entering, 2007 I love Jude Raw!! ストーリーも良かったなぁ。
The Science of Sleep 不思議なでもキュートな映画でした
The Devil Wears Prada ダサダさだった主人公の変身ぶりが楽しかったです。おしゃれ楽しまなきゃねーって思いました。
Kinsey 研究者の話なのでみましたがちょっと寂しいかも。
Before Sunrise どうも、Ethan Hawkeは苦手です。それだけじゃなくて、恋人同士のキャラクターとかなんかあまり好きじゃなかったー。続編見るかなぁ。
Casino Royal オリジナルの方です。笑いました。
Girl with a pearl earring 主人公のぷりっとした唇が印象的で。。
Orange County Jack Blackが大好きで見ましたが。ティーンエイジャー映画と言った方がいいか。。
Spring, Summer, fall, winter and spring
The company 
Dreamgirls beyonceがListenを歌うシーンが大好き。迫力〜!
Holidays Jack Black が見たくてピックした映画ですが、Jude Rawにはまった原因。思うに、要するにイギリス英語を話す男が好きなんですな。
Happy endings
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, 2004 編を追うごとに原作が長くなって来たので、映画は短縮されすぎていてせわしないなぁ。
Analyze that
Hot Fuzz
Garden State, 2004
Fight club
Sleepless town 金城武、演技下手すぎませんか? かっこいいので許しますが。
Fur Nicole Kidman, 美しすぎです。個性的な人たちの集団の中で心の安らぎを得られ
Charlie's Angels
Charlie's Angels:Full throttle 頭使わなくていい映画を見ることは時に必要だったりします。。
Anchorman: The Legend of Ron Burgundy これもまたその類。
High Fidelity
The Talented Mr. Ripley
The Queen
Celebrity
The Usual Suspects
Closer
The Last Samurai
Four Rooms
The Truth About Cats & Dogs
Madagascar Upper East に住んでいたのでたくさんの見知ったところがでて来てハッピーな映画でした。
The 40-Year-Old Virgin
The Da Vinci Code
Inside man
Spiderman 3
Brokeback Mountain
交渉人 真下正義
sweetest thing 最初の30分で打ち切り。
down by law 

October 08, 2007

車買いにレンタカーでいかなきゃ-part 2-

事故の後遺症と(精神的な)なんやかと忙しかったこともあって、その後一月ほど車探しは中断していた。本命だった三件目の中古車屋にあった車は売れてしまったと聞かされたし。が、三月の頭、かの人がお休みをとって訪ねてくれることになった。ということは、またレンタカーをして空港まで彼を送り向かいしなくてはいけない。むむむっ。これ以上レンタカー屋にお金をつぎ込みたくない。最後にもう一度だけ車を借りて、それでかの人を空港まで迎えにいきついでに車も買ってしまおう。と、慌てて再びネットで車を探し始める。でもどうしても欲しい車種が見つからない & それ以外で欲しい車種も見つからない。困った。。。どんどんとかの人が来る日が迫り、だんだんやけっぱちになってきた。押さえていた欲望がだんだん押さえきれなくなり、いつもの癖で、強烈な個性のあるものが欲しくなってきた。どこのメーカーのなんて言う車か印象に残らないセダンやワゴンじゃイヤになってしまったのだ。最初に探していたのは、後ろに自転車や一切合切のキャンプ道具が入り、屋根にはカヤックがつめるワゴンを探していたのだけど、クライスラーの PT クルーザーやら、ミニクーパーなどを物色するようになった。そして遂に! 誰もが一度見ただけで覚えてくれる特徴のある車で予算内で状態の良さそうな中古車を発見! 一目見て気に入って、試乗する前から買うと心に決めてしまった車はこれ!



そうです、ビートル! 彼の名前はRingo(凛吾)。かの人がつけました。Beatlesの一人だから。あ、もちろん漢字を当てたのは私ですが。ニュー・ビートルの中でも一番良いクラスで、ターボエンジンだし、あるスピード以上になるとでてくるリアスポイラーはついてるし、内装は革です。肝心なフラワーベースはなくなってしまっていたけども、一応造花を飾っています。

こうして生活スタイルが新しくなりました。屋根にカヤックはつめないけど、後部座席をたたまないとスーツケース一つ乗らないけど、よく走る! I love you, Ringo!

あ、ちなみにこれもマニュアルです。そしてどうしても欲しかった最初の車種はGolf。興味のあった方に念のため。

October 06, 2007

車買いにレンタカーでいかなきゃ-part 1-

さて、間があいてしまったけれど、レンタカーして車を買いにいった話の続きを。。

土曜日の朝、うきうきとレンタカーをして、目指すは三件の中古車屋。私が住んでいる市内には欲しい車種の手頃な中古が存在しなかったので、知らない街の中古車屋へ見に行くことに。ネットで見つけたものの、電話をかけてまだ売れていないことを確認済み。一件目は、八ヶ月ヴァージニアに住んでいてもぜんっぜん聞いたことのない小さな街。方向感覚はかなり良い方な私なのだけど、’この道はさっき通ったような。。。’的な経験を人生初めてした。迷いに迷ってようやくつく。試乗した車は、走行距離、塗装、内装などは、まぁこの年式ならこんなもんでしょって状態で可。色も私の好きなダークグリーン。が、助手席のドアの下の枠がめっちゃ凹んでいる。横から突っ込まれたかなんかでしょ。ドア、変えたでしょ。。。で不可! 次っ! 

二件目はちょっと大きめな町。Interstate 95という大きな高速道路が通っている街で、でっかい中古車屋が軒並み連ねている。試乗させてもらうも、バッテリーがあがっていてエンジンかかからない。しかも、内装がぼろぼろ。年式の割には、どうしたらこんなにボロくできるんだ?というほど。ポータブルのチャージャーを持ってきてエンジンをかけてもらうが、店の敷地をでる前にエンスト。これは私のせい。だってマニュアル車って一台一台クラッチがつながるところが違うじゃない? 初めて運転する車は一度はエンストさせるよね?ね? ま、とにかく、不可! 帰ろうとすると、もう一台同じ車種の中古車をもっているという。ただしそこにはなく、少し離れたモータープールに停めてあると。連れて行ってもらうことにするが、それにしてもこの営業員、手際が悪い。試乗にあたって’免許証のコピーをオフィスでとってくるわ’と消えてから、あっちでおしゃべりこっちでおしゃべりして、30分と戻ってこない。ようやく車に乗り込んだから、鍵を忘れたから取ってくると言って(今から運転する車の鍵を忘れるかね)さらに20分、ようやく動き始めたら、ガソリンが空なのこの車。。とガソリンスタンドへ寄ってさらに10分。だんだんイライラしてくる。本命は三件目の車だったから。そして見せられた車は、白い外から見たら状態の良さそうな中古車。ちぃっと予算よりはオーバーだが、悪くない。鍵をもらって乗り込んでみたら、なんと。。。ダッシュボードから天井から窓枠まで白いふわふわファーが。しかも、とれない(むしってみた)。こんなゾッキーな車いりませんっ! 不可っ! 多分エンジンかけたら車の下、青ーくライトアップされたに違いない(アメリカでもそういう車あるんです)。早く店に連れて帰ってもらいたかったのだけど、もう一人若いお兄ちゃんが一緒に連れてこられていて、でもこの人にはこの車が(いや、このデコレーションが)とても心に響いたみたい。予算に合わないことをしきりに残念がっていた。そして彼の目当てだった車はというと、営業員が鍵をオフィスに忘れてきたので、彼は外側だけ見てもう一度オフィスに戻って鍵を取って戻ってくることになったのだった。なんてアンラッキーな彼。私も彼も予定外に時間かかりすぎてて、怒り爆発寸前だったことは言うまでもなく。あれでよくビジネスやってられるなぁ。

さて、気を取り直して、三件目へ。I-95をすっ飛ばしてワシントンDCのベッドタウンまで行く。が、土曜の夕方、交通量がすごい。片道6車線くらい有るのだけど、どの車線もほとんど埋まっている。とうとう、車が停まったり走ったりするくらい渋滞してきた。皆気がはやるのか、停まる時はめっちゃ急ブレーキ、走り出す時はめっちゃ急発進。これは疲れる。。と思っていた矢先、前の車が急ブレーキで停まったので、おっとっとという感じで私も停まると、後ろでものすごい音が。ハッとしてバックミラーを見ると、すぐ後ろの車がどんどん近づいてくる。え、まだくるの? まだくるの???と思っているうちにドカッ。お釜を掘られる。はぁ、最悪。レンタカーで事故。車を脇に寄せて、エンジンをきって車を降りてみてびっくり。4台玉突きの一番前だった。後ろのほうの車は、めちゃっくちゃに壊れている。私のすぐ後ろの車は、とても人の良さそうな老夫婦が乗っていて、おじいさんがとっさにハンドルを切って私にぶつかるのを避けようとしてくれたので、私の車の左後ろ角だけがあたっていた。といっても、バンパーははずれ、あたらなかった右がわのおかげでぶら下がっている状態だったが。警察に電話。待っても待っても来ない。っていうか渋滞で来れない。通り過ぎる横の車線の車からはブーイングを浴びる(そんなのって有り?)。私の後ろの車の(前から二台目)おじいさんが前から三台目の助手席に乗っていた若いにいちゃんと口論を始める。三台目を運転していた女の子は頭を打ったのか、おりて来れない。が、このお姉ちゃん、実は十分な車間のないところに割り込んだり、車線をあっちにいったりこっちに行ったりと事故の前相当危険な運転をしていたらしく、二台目のおじいさんがアグレッシブ・ドライバーとして警察に通報していたのだ。そのことをおじいさんに指摘され、三台目のお兄さんと口論になったのだ。まぁ、ことの真相はわからないが、おそらく事故にあった二台目と4台目の間に彼女が強引に割り込んだかして、四台目が停まれず突っ込んだとかそういうことだったんじゃないかと思う。災難なのは4台目の運転手。頭を抱えて'Oh,, Shit!!'と叫びまくっていた。結局、4台目の運転手が警察から切符を切られ、そのことによって全車の修理の責任を負うことになった。私の勘違いかもしれないが、もし誰も警察から切符をもらわなかったら、4台目が三台目の修理を負担、三台目が二台目の修理を負担、二台目が一台目の修理を負担という玉突き保証になったんだろうと思う。

結局空気の悪い高速道路脇で三時間立ち詰め、ようやく解放されたときにはすでに5時過ぎ。三件目の中古車屋はしまってしまっていて、目当ての車は見られなかった。しかも、次の月曜日、朝から事故に関わったすべての運転手の保険会社からインタビューで(私のレンタカー会社の事故処理部門を含む)、携帯は鳴りっぱなし。一軒のインタビュー中にキャッチホンが入る始末。すべてのインタビューは録音され、自己紹介から始まり、話したことすべてに嘘はないことを宣誓して終わる。未だに電話の会話に不自由がないわけではない。つい最近も(さすがにこんなことは久しぶりだったが)、質問がよくわからなくてとんちんかんな返事をしてしまい、相手を怒らせ電話を切られてしまったりしている。どれほど疲れたか想像がつくでしょう。私自身誰にもぶつけなかったのと、全然健康体だったので(ぶつかってくるってバックミラーで見て知っていたし)、他の人に比べれば対応は少なかったはずだけど、二度と嫌だ。

それまでは大好きだったI-95。だって、ニューヨークからボストン、Yale大のあるNew Haven、フィラデルフィア、ボルチモア、ワシントンDCとI-95でどこへでもいけたから。今ではすっかり嫌いになりました。

September 13, 2007

ヴァカンスー続きー


半泣きで始まったヴァカンスも面接が終わった途端、ふにゃりと気が楽に。契約内容はすべて私の思い通りにはいかなさそうだけど、どうやら職にはありつけそうだ。まぁまだ今の職場の契約が9ヶ月残っている。じっくり考えよう。

最初の週末、水着がなくていけなかったビーチ。その後チャンスをうかがうも、風があって肌寒い日が続く。まぁいいや、今年もビーチはなしで..と半ばあきらめていたが、金曜日から夏日が復活。早速かの人があれやこれやと手配してくれて、土曜の早朝からイソイソっと出かけた先は、Cassisというかわいい街の近くのCalanque、Port Miou。ここでシー・カヤックを借りて地中海へ繰り出す。波のある海でのカヤックは初めて。しかも、私はプールでは泳げても海では怖くて泳げない。大丈夫??と少々不安になるも、漕ぎだせばきれいな海にそんなことはすっかり忘れて、岬を廻ってお隣のCalanqueへ。ここに上陸してしばしきれいなビーチでのんびり泳いだりひなたぼっこをして過ごす。

次なる目的地は、こんな感じの洞穴
差し込む光で海の色がとってもきれい。こんな狭いところでもカヤックなら入っていけます。ただ軽い閉所恐怖症なのでこういうところはちょいとしんどい。

一生懸命こいで手に水ぶくれを作って港に戻りカヤックを返却。まだ陽は高く、もっといたかったが肩と腕が限界。カシスの街へ移動しておいしいジェラート食べて丘の上の城を見上げて’本物だよなぁ’とフランスにいることを実感して帰路につく。車中でラグビーワールドカップで日本がオーストラリアに大敗するニュースを聞き、ちょっと残念に思いながらもマルセイユ市内のビーチへ。試合後のニュージーランド・オールブラックスファンを横目で見ながら、読みかけの小説を読み日が沈むのをみて家へ帰る。明日は帰国だ。あっという間の一週間。バケーションの終わりに一人で飛行機に乗るのは大嫌いだ。このヴァカンスが最後だと良い。

PS. なにって特別高価なものとか、かけがえのないものが入っていたわけではないのだから、あんなにイライラすることなかったのだけど、かの人と一緒に見ようと思っていたDVDとか見せようと思っていた写真とか、ちゃんと準備をして持ってきたはずのものがない二日間って、思っていた以上にストレスなものですね。

September 05, 2007

南仏でヴァカンス中(と直前のすったもんだ)


あー。半年も放置してしまいましたな。とにかく、かの人と国際遠距離関係になって以来、私の毎日は常に全力疾走。年に二週間しか有給休暇は与えられていないのだが、そこは半自由業のような私の職業。完全歩合制で残業手当もないけど、やることやってりゃ文句は言われないとばかりに、二ヶ月に一度くらいずつ一週間のお休みをもらっている。その代わり、休みと休みの間は半狂乱になって仕事しているが。

さてさて、そんなこんなでただいま南仏で一週間のヴァカンス中。9月3日月曜日は労働記念日でお休みだったため、その週末にまたフランスへ行くと言ったらボスが、それじゃ短すぎるからその次の日曜に戻ってくれば良いと言ってくれたのだ。プライベートライフを重んじる文化の国の人がボスで大変ありがたい限り。また戻ったら張り切って仕事するわよ〜。

今回、連休前の金曜夕方とあって、空港までの道の交通量がものすごく多かった。交通量が増えれば当然制限速度でのんびり走ったりする車も現れる訳で、車線変更をしなきゃならなかったりと流れがあまりスムーズじゃなかった。時間に十分余裕をもって出発したにもかかわらず、空港についたのは予定より一時間遅れ。車を空港においていくことにしていたので、駐車場へ行くも、とめる場所が見つからない。ぐるぐるぐるぐると駐車場内を走り回り、ようやく車を止めターミナルへ。しかし、シャトルバスが満員でのせていってもらえない。何台も見送った後ようやくバスに乗り込むも、すでに出発時刻の1時間20分前。これまた長期利用者用のパーキングはターミナルから遠いんだ(だから一時間前もって家を出たのに)。結局他の場所へ飛ぶ客で長蛇の列だったチェックインカウンターも一番前に割りこんでチェックインするも、チケットを手にしたのは出発50分前。すでに搭乗が始まる時間だった。よく乗せてくれたよAir France。感謝! とその時は思ったのだけど。。。ここからが本題(前置きナガっ)。

でワシントンDCからパリ、乗り継いでマルセイユへとやってきたのだが、パリでの乗り継ぎにあまり時間の余裕がなかった。しかも、ターミナルのこっち端からあっちの端まで行かなくてはならず、コンピューター抱えてラガーマンのように激走。はぁはぁぜぃぜぃしつつも、マルセイユ行きに乗り込む。ふと嫌な予感。チェックインした荷物。。乗れないかも。。。いつもは荷物がでてくるのを待つのがいやなのと、化粧など全然しないタチなので旅行に持ち歩く液体・ジェル類は歯磨き粉くらいなため、小さなスーツケース1つをキャビンに持ち込んでいつもどこへでも行っている。が、今回かの人が食べたいという日本食の食材を密輸(といっても乾麺の蕎麦とか規制に引っかかるものではないはず。ただペットボトルの麺つゆを持っていたため機内持ち込みは無理だった)するため、セキュリティゲートで鞄をあけられてはまずい。。と荷物を預けた。マルセイユに到着、かの人は今回は遅刻せずに迎えにきてくれており再会(イマイチ両者感動が少なかったような?)。が、開口一番、’荷物こなかったってよ’。やっぱりね。。。

Baggage claimでは同日の夜にはアパートへ配達されるといわれ、ホッとして電話番号と住所をのこして空港を出発。が待てども待てども荷物がこない。ウェブサイトでclaim状況をチェックしてみると、なんと残した電話番号が間違ってコンピューターに入力されており、’配達しにいったけど届けられなかった’と書いてある。それなら。。とばかりにマルセイユ空港のBaggage claimへ連絡をとろうにも、カスタマーには直接各空港のサービスへ連絡をとることは許されておらず、Air France全便のclaimを扱うcentral officeへ電話をかけるしか手だてはなし。正しい電話番号を伝えるも、その日は何の連絡もなく次の日も何度もcentral officeへは電話をかけていたのだがなにせ現場の人間ではないので待つしかないと一辺倒。そして夕方7時判明したことには、前日に伝えた正しい電話番号は、マルセイユ空港のオフィスへ電話で伝えられた訳でもなく、データベースに入力されただけ。したがって、この日もまた’配達したけど持ち主と電話で話すことができなかったため持ち帰りました。。’とのこと。アホかい。さらに今日の配達は終了したので明日持っていきますって! ’明日の朝一番で仕事の面接があるってのに、ジーンズとビーチサンダルしかないし、三日も同じパンツはいてるんですけど!!!’と、ぶち切れ寸前で取りに行くことは可能かと聞くとOuiとのこと。高速ぶっ飛ばして空港へ荷物を取りにいったら、文句を言おうにも英語話さないし、この怒りをどこへやれば良いのやら。。消化不良のバカンスの始まり。

かの人一番の好物であるザーサイ焼きそばは、焼きそばが三日間も室温放置だったため、断念。最初の二日はとてもいい天気だったのにようやく水着が届いた途端、風が強くてビーチに行くには涼しすぎ。くぅ〜。

February 27, 2007

車借りに車でいかなきゃ?

おっとっと、月一更新、守らなきゃ。

車探しに関するいろいろ覚え書き。ここに引っ越してきて八ヶ月が過ぎました。がっ、私まだ車を持っておりません。私がニューヨーク州で運転免許証を取得したころはアメリカ国民とビザ所有者などの区別はなかったのですが、テロ後どんどんと規則が厳しくなり、ビザ所有者の免許証には朱書きで’この人移民です〜!’みたいなことが書かれています。で、そんな免許証でレンタカーを借りようとすると、パスポートの提示を必ず求められます(持ち歩きたいものではないのでやっかいです)。ここヴァージニア州では、他州の運転免許証をヴァージニア州の運転免許に切り替える際でも、アメリカ国民ならパスポート、移民なら移民ビザの提示が必要です。アメリカ国民であれば、10年間有効の免許証がもらえるようですが、私たち一時的な移民は、ビザの期限までの免許証しかもらえません。私がヴァージニアで働き始めた際、私のパスポートに張り付いていた労働ビザの残り期限は二ヶ月(延長申請中でした。申請書さえ移民局に提出してあれば認可される前にビザが切れてしまっても不法滞在、不法就労にはなりません。念のため)。二ヶ月間有効のヴァージニア州の運転免許証と引き換えに、2016年まで有効のニューヨーク州発行自動車運転免許証しかも朱書き無しを取り上げられる訳にはいかないわ〜っと切り替えを保留。しかし二ヶ月経っても新しいビザがこず、否が応でもニューヨーク州の運転免許証を保持し続けなくてはいけなくなっちまいました。すると次々と問題発生。まず、車所有の登録をする際にヴァージニア州の免許証が必要(最近思うにどうも嘘くさい)。つまり車が買えませ〜ん。いや、売ってはもらえるんだけどガレージに飾っとくしかできませ〜ん。いいもん、ニューヨークに比べればレタカー安いもん($80 vs $18)。車借りるも〜ん。とばかりにレンタカー屋を探すが、6件あるうち、4件は・・・車がなきゃ行けないじゃんかっ! しかもタクシーで行ったら$30! 一日$18のレンタカー借りに行くのに$30のキャブ代・・・(返した後もキャブだから$60!)。おいっっ! 残りの二件はかろうじてバスでいけるけど、一時間に一本しかないんだな..。しかも毎回すったもんだ。というのも、クレジットカードの請求書送付先(ヴァージニア)と免許書の住所(NY)が違うから。うんざり〜。

夏に一度一番近くのレンタカー会社へ自転車で行って、車返しにくるあさってまで自転車オフィスで預かって〜!と我がままこいて預かってもらったことがありました。前代未聞だったようで、8ヶ月経ったこの間、久しぶりにそのオフィスに車を借りに行ったら覚えられていました。その日、’今日ね、車買いにいくの。だからレンタカーするの今日が最後よ〜’とうきうきと鍵を受け取って出かけた私なのですが・・。つづく。

January 24, 2007

と、年が明けてしまったってば。。

一月末にもなって明けましてもないじゃろ・・って気もしなくもないですが。

あけましておめでとうございます。

すみません、ここほったらかしで。2006年、めちゃくちゃ忙しかったです。仕事を変わって、ニューヨークから転出し、物の怪が落ちたように心の状態が良くなって、新しい生活も仕事も楽しんでいます。こんなことならさっさと前の職場やめればよかった。

4月に4年かかったプロジェクトの改訂版が出来上がり、今度こそ本当に本当にこのプロジェクトとはおさらば。いぇい! 6月に公の場で日の目を見る。評価は、怖くて聞きたくない・笑。
5、6月は抱えていた中で一番新しいプロジェクトの仕上げにてんやわんや。だって誰も引き継いでくれないって言うんだもん、自分で終わらせるしかないじゃん。結局6月30日金曜日、前の職場に所属があった最後の最後の日の5時までかかって(も本当は終わらなかったんだけど)、その後送別会をしてもらう。土曜引っ越しで日曜は新居のセットアップ、月曜から新職場で仕事開始の予定だった。がっ! 某同僚の’是非テキーラのショットを御馳走したい’という申し出を断れず、その挑戦を受けて立ち、これがまた、変なバーでショットグラスというより蕎麦猪口よね?というサイズの’ショット’で、ノックダウン。歩いて家まで帰れずかの人におぶってもらって帰宅。次の日、引っ越しの応援を頼んだ友達が続々と来てくれる中、当人二日酔いで立ってもいられず。どんどん空になるアパートの床に一人転がったまま、荷物が全部U-Haulのトラックに積み込まれる。そして、乗用車でぶっ飛ばして6時間かかるヴァージニアまで、荷物満載のトラックを運転できるのは保険の関係からこの私のみ。みんなに説得されて日曜出発になる(特にかの人=フランス人の強い強い説得にあう。なぜならワールドカップサッカー、ブラジル対フランスの日だったから)。ソファーベッドがトラックに乗らず急遽売り払うことにしたので、床に寝ずに済みラッキー。7月2日フランスも勝って二日酔いも治ってかの人と私はともにご機嫌。一番振り回された私の高校時代からの親友夫婦は、私のいい加減人間さに怒り心頭だったに違いない(とっても助かったよありがとう)が、快調に飛ばして一路ヴァージニアへ。実は、アパート選びが猫二匹のおかげでとても難航し、他に選択肢がなく、物件をみずニューヨークから電話で契約したのでめちゃくちゃ不安だったが、とても良い部屋でほっとする。そして新生活の始まり始まり。続く。

今年もよろしくお願いつかまつりまする〜。